何かと健康に優しく、爽やかなデザートとして毎日の食卓に欠かせないヨーグルト。様々な風味の市販ヨーグルトを買ってもいいのですが、ヨーグルトメーカーで食費を節約できるのは嬉しいですね。今回はヨーグルトメーカーに欠かせない機能と選び方をご紹介し、ヨーグルトメーカーおすすめベスト6を比較してみますね。
ヨーグルトメーカーならコスパは 1/3 以上だ!
ヨーグルトを欠かさないご家庭ではヨーグルトが占める食費の割合ってかなりのもです。
考えてみてください。毎日 100円のカップ入りヨーグルト(100円)のヨーグルトを毎日食べると、10日間で1,000円。一ヶ月で3,000円です。
一方、市販の紙パック 牛乳 1000 cc (200円)と種菌(市販のヨーグルトカップ 100円)でヨーグルトを作るなら、10日間で300円で済みますね。一ヶ月で900円。市販のヨーグルトと比べると、差額は2100円。[marker]コスパは1/3以上です[/marker]。
一ヶ月間、家族4名が毎日ヨーグルトを食べるなら、市販ヨーグルトなら12,000円。一方、手作りなら3,600円です。1カ月の差額は何と8,400円です。家族4名が高級レストランで1回の食事を楽しめる計算です。
ヨーグルトを手作りするのは簡単です。以下の通りです。
- 約 100gのカップ入りヨーグルトを牛乳紙パック900cc(100ccを取り出す)に入れてシェイクする。
- 42度で約7時間放置
実に簡単。
でも、夏はほったらかしでOKですが、冬は固まりにくいですよね。
問題は42度を7時間保つこと、これが難しいわけ。
そこで、登場するのはヨーグルトメーカー。
ヨーグルトメーカーはこの温度管理と時間を厳格にやってくれるのです。ほぼ100%の確立で立派なヨーグルトを作れることで人気です。
でも数あるヨーグルトメーカーでどれを選んだら良いのでしょいうか?
ヨーグルトメーカーの選び方
ネットショップにあふれている数あるヨーグルトメーカーでどれを選んだらいいのでしょうか?
とにかく簡単で、管理しやすく、しかも雑菌が混入しにくいヨーグルトメーカーは以下の3つの機能がしっかりそろっていればOKです。
- 温度設定機能
- タイマー機能
- 牛乳パックをそのまま利用可能なタイプ

温度設定機能
ほとんどのヨーグルトの最適な発酵温度は40~42度です。これはご存知だと思います。
例外はカスピ海ヨーグルトで、発酵温度は25度前後。
ですから、ヨーグルトメーカーの温度設定は少なくとも上記の2つ温度を保てれば良いのです。
まとめると以下の通り。
- ほとのどのヨーグルト・・・42度
- カスピ海ヨーグルト・・・27度
でも最近のヨーグルトメーカーは、他の発行食品にも対応しております。
- 納豆・・・45℃
- 甘酒・・・60℃
- 塩麹・・・60℃
色々な発酵食品を作りたい方は、温度設定が1℃ごとに可能なヨーグルメーカーは必須ですよ。
タイマー機能
さらに、温度管理ができても保温時間をタイマーで管理しなければ余り意味がありません。(キッチンタイマーでも可能ですが、ほとんどのご家庭では晩にヨーグルトメーカーに仕込み、朝ヨーグルトが出来上がっている状態で冷蔵庫に保管するはずですから、キッチンタイマーは使えません。)
ヨーグルトメーカーで作れるヨーグルトの発酵時間は、種菌100g (市販のヨーグルトの1カップ)に対して牛乳1000mlの割合で以下の通りです。
- プレーン・ヨーグルト・・・7時間(42℃)
- カスピ海ヨーグルト・・・・7時間(27℃)
- ケフィア・・・7時間(25℃)粉末菌種。
でもこれが半分なら約 5時間でヨーグルトは完成します。
ですから、1時間刻みで設定できるタイマー機能が不可欠となります。今時のヨーグルトメーカーはこの機能が搭載されていますのでご安心ください。
牛乳パックをそのまま利用可能なタイプ
牛乳パックをそのまま容器にできる!これはとても重要です。
毎朝の食卓、または3度の食事に欠かさずヨーグルトをお召し上がりになる方は、高頻度でヨーグルトを作らなければなりません。それで、雑菌を入れないようにしながら、専用容器に牛乳と種菌を入れて、混ぜて少し温めて、セットする・・・これが面倒になってくるわけです。
それで、できるだけ面倒な手順を省けるように、牛乳パックをそのまま容器にしてヨーグルトメーカーにセットできる機能があれば、ヨーグルト作りの手間がかなり省けます。
ですから、ぜひとも牛乳パックをそのまま利用できるヨーグルトメーカーを選びたいものです。
ヨーグルトメーカーで利用できる材料
牛乳はどれを選んだらいいの?
ではヨーグルトメーカーでどの牛乳を利用できるのでしょうか?
成分無調整牛乳つまり普通に「牛乳」と記載されているものや、「スキムミルク(脱脂粉乳)」、「無調整豆乳」であればヨーグルトメーカーで使えます。
しかし、以下の表示のものは、固まりにくいので、避けたほうが無難です。
- 加工乳
- 低脂肪乳
- 無脂肪乳
- 成分調整牛乳
- 低温殺菌牛乳
- 調整豆乳
一方以下のものはヨーグルトメーカーで全く固まりません。
- 乳飲料
- 豆乳飲料
種菌は市販のもでOK!
種菌にできるヨーグルトは、市販のプレーンヨーグルトでOKです。
ただし、果肉入りは避けましょう。まずくなります。
お勧めは「ドリンクタイプ」つまり「飲むヨーグルト」です。これでしっかり固まりますよ。なぜ?
それは、種菌(「スターター」とも言う。)として固形のヨーグルトを利用すると、長いスプーン等で混ぜてあげないと、全体が均一に発酵しません。
[balloon type=”top”]※ 私はこの鉄則を無視し、市販の固形のプレーンヨーグルトでも、牛乳パックを激しくシェイクすれば、均一に混ざるだろうと思っていましたが、何度やっても無理でした。[/balloon]
「のむヨーグルト」で我が家が最近利用している種菌は「明治プロビオヨーグルト R-1 ドリンクタイプ」(112ml)。
これを電子レンジ(500w 3分)であたためた牛乳パックに注ぎ、ゆっくりシェイクするだけで種菌が均一に牛乳に混ざります。
一方カスピ海ヨーグルトは粉末状の種菌を購入したほうがよさそうです。
お勧めヨーグルトメーカー
ではここで、Amazonで今人気のヨーグルトメーカーベスト6を上げてみます。
機能 | アイリスオーヤマ 「IYM-012-W」 |
タニカ「ヨーグルティアS」 |
トープラン「TKSM-016」 |
OBSM 「ESJS-0417」 |
RioRand「ヨーグルトメーカー 」
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容器 | 牛乳紙パック/専用容器 | 専用容器 | 牛乳紙パック | 牛乳紙パック | 牛乳紙パック/専用容器 |
タイマー時間 | 1~48時間 | 30分、1~48時間 | 8時間のみ。 | 1~48時間 | 1~48時間 |
設定温度 | 25℃~65 | 25℃~70℃ | 42℃/27℃ 2段階のみ。 |
25℃~65℃ | 25℃~60℃ |
備考 | [marker]Amazon ベストセラー[/marker] |
甘酒・納豆などヨーグルト以外の発酵食品に便利。 | Amazonで 2番人気 電熱線が底ではなく本体側面で効率UP。 |
別途容器 利用可能。 格安。 |
2年間保証 |
Amazon 満足度 |
[marker]3393 点[/marker] | 897 点 | 1522 点 | 468 点 | 444 点 |
Amazonでの現在価格 | |
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[aside type=”warning”]量・・・牛乳:菌種(市販のヨーグルト)=10:1 (例 牛乳 1000cc : 市販のヨーグルト100g)の場合。ただし市販の粉末種菌は、そこに記載されている方法で利用。[/aside]
やっぱり一番お勧めはAmazonで常時ベストセラーのアイリスオーヤマ「ヨーグルトメーカー プレミアム 温度調節機能付き IYM-012-W でしょう。
これがお客様満足度(Amazonスコア)は3,000点以上です。他のヨーグルトメーカーを圧倒しております。
このヨーグルトメーカーは、上記の3つの必須機能を以下のように搭載しています。
- 設定可能温度・・・25℃~65℃
- タイマー機能・・・1時間~48時間
- 容器・・・専用容器+紙パックそのまま利用可能
他にも「撹拌用スプーン」や「牛乳パックの蓋止め」もしっかり付属しており、これひとつで簡単にコスパ最高のヨーグルト生活を送れますよ。甘酒など他の発酵食品も作れますしね。
そんな手間極力省きたい何かと忙しい主婦にお勧めなのはのは、トープラン「TKSM-016」。
特長は自動終了タイマー設定時間は「8時間」のみ、温度はプレーン(約42℃)/カスピ海ヨーグルト(約25℃)の2段階のみという超シンプルなところ。他のヨーグルトメーカーと違って、熱源が底部ではなく、側面に張り巡らされ、牛乳パック全体を均一保温する仕組み。
以上がヨーグルトメーカーのいろはでしたが、忙しい生活で欠かさず自家製ヨーグルを食卓に載せたいなら、牛乳パックをそのまま容器として利用できるヨーグルトメーカーが絶対おすすめです。
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